「あー、頭よくなりてー」と誰しも思いますよね。全受験生、全人類たっての願望でしょう。今回は私が考える、悟っている、二者間の違いについて紹介していきます。
- 語彙力
- 抽象化の能力
- 具体化の能力
- 視野の広さ
- 論理的な思考
- まとめ
語彙は絶対大事‼
まず、最初に上げたいのは「語彙力」。これが無ければそもそもが無理。英語などでは「単語覚えろ」と口うるさく言われますが、日本語ではあまり言われない。ただし、我らの日本語でもまずは単語が大事。文章中に出てくる言葉の意味が分からなければ、頭がよくなるなんて毛頭ないです。そもそも文章の理解ができないのなら、何を言っているのかわからなくなり嫌になる。そのため、まずは語彙から着実に身につけましょう。言うまでもなく、もうすでにできていますよね。
抽象化で効率を上げよう
次に抽象化。ここが一番大事だと思っています。ここでいう抽象化は知識a,b,c,d…とあった時に、知識グループAとまとめられるかということ。つまり、equation→名詞、happiness→名詞、前置詞の後ろに来るのは名詞、と、こまごまと覚えていくのではなく、「-tion,-sion,-nessみたいなものがつくときは名詞で前置詞の後ろにも持っていける」とひとくくりにして扱うこと。これを習慣化しておくことで暗記する量が減り、楽に、しかも1箇所忘れても、持っている知識から導き出すことができるようになります。常日頃からトレーニングしていきましょう。
具体化で幅広く
そして具体化。抽象と言われたらその後は具体。せっかくまとめた知識もうまく扱えなければ脳内で瓦礫と化してしまいます。そんな悲しい事態を避けるためには、アウトプットをしていきましょう。「やったはずなのにできない…。なんかそれっぽいことはわかるのに上手く言えない…」ということを避けましょう。
視野の広さ
視野の広さ、知識のつなぎ合わせ方も大事な要素です。「この公式どっかで見た」というような発見ができるように、いつ使うのかわからないものでも一度頭の片隅にはおいておくようにしましょう。また、問題を解くときに、今している手順が何なのか、それを使ってどうしていくのかを考えることも大事です。一種の心の余裕とでもいうのでしょうか。
論理的な思考
本記事最後のして第2の関門。一部、具体化と抽象化に関わる部分もあります。主に言いたいのは、AだからBが分かってCということと関連付けるとAからDになることが分かる、といった感じのこと。「地震が起きたからプレートが動いた」ということと「津波は主にプレートの動きによって起こる」を関連付けて「地震⇒津波の可能性」といったように考えられます。始まりと終わりを覚えるのではなく、その過程のなかの隠れた理屈も理解するようにしましょう。
まとめ
個人的には、抽象化・具体化・論理展開の3つの能力の差によって、所謂頭の良しあしに差が出ていると思います。上に書いてきたことは、日ごろから練習していけばいつかは実りを迎えるでしょう。一言で才能と片づけてしまうのではなく、うまく頭のいい人の特徴をコピーしてみましょう。
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