理科って4科目もあって嫌いな人にはかなり辛いですよね。理科を勉強するメリットを紹介してみようと思います。少しでも助けになれば幸いです。
トピック
- 化学
- 物理
- 生物
- 地学
- まとめ
1.化学
理系と言えばのtop of the top!日常生活に知らぬ間に直結しているのが化学。混ぜるな危険なアレとか、あの草には毒があるとか、青菜に塩とか…全部化学で説明できます。ワクチンが×××だの電解水素水が×××だの、しのごのうるさい似非科学も完全に撃退できます。これこそが化学、総じて理科を学ぶ理由。最低限の知識を兼ね備えておきましょう。
では、大学受験の話にいきましょう。理系のどの分野にいこうとも必要になるのが化学。高校化学では大きく分けて、理論化学・無機化学・有機化学に分かれます。
・理論化学…化学全般に必要な知識、公式を学ぶ分野。最初は化学っぽさが微塵もないけどかなり大事
・無機化学…化合物ごとの特徴や水溶液の色や反応、化学物質の生成方法を覚える
・有機化学…炭素と水素を多数含む化合物たちの性質や特徴を学ぶ。与えられた条件から物質を推定する。化学の華と言われる
この3つの分野をまとめて、やっと化学を習得できます。そして、完全に習得した暁には、似非科学撃退やライフハックに使えます。
2.物理
化学や生物と違って日常にやや結びつけにくいのが物理。ただし、物理の計算をすることでこれから先がどうなるのかを絶対に予測できるようになります。例えば、ボールを投げたらどんなスピードでどんな軌道でどこに落ちるのかが分かります。ロケットや人工衛星の打ち上げなんかは規模を大きくしたいい例でしょう。宇宙の軌道に乗せるにはどれくらいのスピードで打ち上げればいいのか、どのくらいのエネルギーを与えればいいのか、エネルギーを最小限にするにはどうしたらいいのか。これらをトライ&エラーすると時間もお金がいくらあっても足りなくなりますね。力学に関してはこんな感じです。
3.生物
外に出て周りを見渡せば必ず生き物がいますね。彼ら、もちろんヒトも含めて、のことを詳しく知りたくなりませんか。例えば、生き物の腕の形が似ていることとか(相同器官)。そして、生物を極めれば、農業の分野に応用したり、医療の分野に応用したりと幅広く活用できます。また、どこかで覚えておいた知識が、かなり離れた別の分野に役立つことだってあります(コロナ禍で有名になったPCR検査など)。
4.地学
今立っている場所。地球の上。地球の構造・歴史・働きを学びます。岩石の種類や地層の構成などです。そして、規模は宇宙にまでいきます。受験ではなかなか使う機会が狭いですがいつか勉強しましょう。
5.まとめ
理科4科目にわたって勉強の意義を解説してみました。一番伝えたいのは、日常のいろんなところに科学が転がっていることです。二番目が、似非科学の撃退に一役買うことです。ぜひ、どこかで足をとめて、科学が転がっていないか探してみましょう。
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